非合法的にLoL韓国鯖のアカウントを取得する方法とそのリスク

2018年11月2日League of Legends, 韓国鯖

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非合法とは

法律の問題と倫理の問題と規約の問題を議論なしに一緒にするのは非常に危険ですが、この記事でいう “非合法” は広義のものです。現在日本においてRMTは法律の面では合法であり、RMTを専門に扱う株式会社も存在し、NHKから取材を受け報道されたこともあります。
参考:Wikipedia | リアルマネートレーディング#法解釈を巡る論争・RMTの是非について

しかし、法的な問題とは別にRiotは規約でアカウントの譲渡や販売を認めておらず、先日も韓国鯖のアカウントを不正に使用していたプロが処分を受けました。
参考:League of Legends Japan League | 競技ルール違反報告: 2018/06/25

非合法的にLoL韓国鯖のアカウントを取得する

方法

少し検索すれば海外の怪しげなゲームアカウント取引掲示板が出てきます。そういった所や日本の有名なRMT掲示板ではLoL韓国鯖のアカウントも売買されており、誰でも非常に簡単に購入できます。この行為は色々な側面でグレーないしは黒なので詳細は控えます。

そのリスク

非合法的に購入はできるものの、法的や倫理的、規約的な問題とは別にこの方法で取得すべきではないと言える程のリスクがあります。

合法的にLoL韓国鯖のアカウントを取得する方法 で書いたように、現在KR鯖のアカウントを取得するにはi-PIN(仮想住民登録番号)もしくは韓国のキャリア電話番号が必要で、基本的にアカウントには何らかの個人認識番号が紐付けられています。

これは北米鯖や日本鯖で紐付けられているようなメールアドレス以上の権限を持ちます。

どういうことかと言うと、たとえアカウントに登録されているメールアドレスがわからなかったとしても、アカウントに紐付けられたi-PINやキャリア電話番号がありさえすれば公式サイトから(強引に)アカウントのパスワードの再発行やメールアドレスの変更が可能です。

つまり、本来のアカウント所持者がその気になれば簡単にアカウントを取り戻すことが可能です。もちろんこれは “アカウント所持者=アカウント販売者” ならば大半の国で法的に詐欺にあたりますが、韓国での住民登録番号の立ち位置(=重要性)やRMTの法的な黒に近いグレーさを考慮すれば購入者がアカウントまたは購入金額を取り戻すのは非常に面倒くさいの一言でしょう。

参考:
韓国 法律でRMT業者のゲームアイテム・マネー取引行為を全面禁止

 オンラインゲーム先進国の韓国では06年ごろ、RMTが社会問題になった。オンラインギャンブルの仮想通貨が、暴力団の資金源になったからだ。同国は06年、RMTを包括的に禁止する「ゲーム産業振興に関する法律」を制定。現在、韓国でゲームを発売する前には、この法律で定められた公的機関「ゲーム物等級委員会(GRB)」の審査を受け、賭博性を持っていないかどうかのチェックを受けなければならない。

ただ07年には、RMT行為を行っていたユーザー2人が同法に基づいて起訴され、最高裁まで争われた。ユーザー側は「ゲーム参加者の『努力』『経験』の積み重ねで仮想通貨を獲得することは、ギャンブルにはあたらない」との立場を主張し、最終的に勝訴するというケースが出ているため、法律には解釈の余地が残されている。

引用:日本経済新聞 | ソーシャルゲーム「換金市場」の実態とは、競売サイトを温床に膨張

特に、海外の取引掲示板でLv30以上のアカウントを購入するのは非常にリスクが高いです。上記は “アカウント所持者=アカウント販売者” という前提で書きましたが、”アカウント所持者≒アカウント販売者” という場合があり、更に話はややこしくなります。

数年前のある時期にLoLアカウントのハックが大流行しました。この背景にはLoLアカウントのIDPWのハックツールが配布された、というものがあります。そのツールを使用してアカウントを発掘し、販売する業者が存在します。

韓国のアカウントは非常に手に入れにくいにも関わらず、複数のLv30以上のアカウントを販売している業者がいれば、95%このツールを使用してアカウントを得たはずだと考えたほうがいいでしょう。

3年程前にこの件について調べていた時、韓国鯖のアカウントを大量に揃えてる業者がいて、連絡をとってみたことがありました。販売者は16歳のドイツ人で、悪びれることなく「アカウントハックツールを利用して手に入れた、もしパスワードが変わってしまったら変わりのアカウントをあげるよ:D」と言っていました。

韓国鯖ではアカウントの設定で海外から接続された場合に通知のメールを送るということもできます。元のアカウント所持者がもうLoLをプレイしてなかったとしても、アカウントが乗っ取られていることに気付けばi-PINや携帯番号を利用してパスワードを変更されるでしょう。

この場合、どうあがいても購入したアカウントは戻ってきませんし、明確に犯罪と言えるアカウントハックまでする海外の業者を訴えて購入金額を取り戻す面倒くささは言うまでもありません。

また、元のアカウントの持ち主が被害届けを出したとして、アカウントハック者だけではなく購入者も捜査される可能性も十分にあるでしょう。いちいち被害届を出すとは思えませんが、こうなったらもはや面倒くさいというよりはクソ面倒くさいです。

結論

こういった背景があるので、韓国鯖で遊びたかったとしても、非合法的にアカウントを取得するのはリスクが高いので、合法的にアカウントを取得出来ないのならば、日本鯖か台湾鯖をプレイするのが良いでしょう。

プロを目指しているのなら、当然プロになった時に何らかの調査をされるでしょうし、あまりよく思ってなかった友人や知人がRiotJPにちくる可能性も十分にあるでしょう。処分も受けることになりますし、いくら韓国鯖のレベルが高いとしてもこんなリスクを背負ってまで韓国鯖をプレイする必要があるとは思えません。

ちなみに私は在日韓国人で、合法的にアカウントを取得して韓国鯖をプレイしています。韓国鯖をプレイする理由は、マッチングが別次元で早く(最短2秒)、言語がわからないので基本的に味方と喧嘩にならずストレスがたまらないからです。

少し英語をしゃべると外国人だとばれ(厳密には外国人ではないが)、だいたいアカウントを不正に手にいれた中国人だと思われるため、挨拶代わりに「taiwan no.1」と言われることがあります。
元ネタ:YouTube | TAIWAN #1 (2:10~あたりから)

韓国在住の外国人ストリーマーであるCowsepが以前韓国鯖における外国人差別について言及しましたが、実際日本鯖とは比べ物にならない程差別意識があると思います。そして彼が言うように、そういった差別言動でRiotKRが処罰することは一切ありません。”F*ck Chinese”のような発言を見かけるごとに詳細にレポートしていますが処罰通知がきたことはありません。こういったある種の閉鎖的な雰囲気は、韓国鯖への外国人の入り込みにくさ等から生まれていると思われます。
参考:【LoL】韓国サーバーでの暴言に対するCowsepの反応 | LOL忍者

参考:
合法的にLoL韓国鯖のアカウントを取得する方法
LoL韓国鯖での課金方法
LoL (パッチ8.18) 韓国鯖を日本語/英語でプレイする方法&日本鯖を英語で、北米鯖を日本語でプレイする方法
LoL韓国鯖で中国のプロプレイヤーやストリーマーが数多くBANされる